布団クリーナーはいろいろなメーカーから販売されていますが、種類が多く、違いやどれを買えばいいのかわかりづらいですよね。
しかし、布団クリーナーは5つのポイントから選べばそんなに難しくはありません。
また布団クリーナーは用途が限られるため(布団やマットレスなど寝具のみ)
コードレスタイプ一択かと思います。
ここでは、レイコップやダイソン、アイリスオーヤマ、パナソニックなど代表的な10メーカーから選んだおすすめの布団クリーナーを紹介します。
- 布団クリーナーと普通の掃除機の違い
- 布団クリーナーのメリット、デメリット
- 最新の布団クリーナーおすすめ10選
- 布団クリーナーの正しい使い方
ダニやハウスダスト、PM2.5などが気になる時期、毎日の布団まわりのお掃除に、
布団クリーナーがあれば重宝しますよ!
布団クリーナーの性能を比較し、あなたの家庭に合った一品をお選びくださいね。
布団クリーナーとは?

布団クリーナーは、布団やベッドに潜むダニやハウスダストを吸い取るために作られた専用の掃除機です。
これまでは外に干して布団を叩く家庭が多かったのですが、最近では叩くとダニの死骸が細かくなりそれを吸い込むことでアレルギーが悪化するといわれるようになりました。
また、布団を干してもダニが中に入り込んで暑さから逃れたり、布団たたきで叩いても驚いて余計に奥へ入り込むことが分かっています。
最近では大気汚染で外に洗濯物を干せなくなったり、騒音の問題で布団たたきができなくなっていることも大きく、ダニ・ハウスダスト対策に効果的な布団クリーナーの購入を検討している方が増えているのです。
ふつうの掃除機との違い

ふつうの掃除機と布団クリーナーの違いは、吸引力やヘッドなどの構造などがあります。
布団やベッド専用のクリーナーなので、掃除しやすいようなヘッド(ボディ)デザインや最適な吸引力になるよう設計されていたり、吸い込みにくく転がしやすいようローラーが採用されていたりと考慮されています。
布団クリーナーのメリット、デメリット

布団クリーナーは、手軽に布団やベッドを掃除することができるので、外に干せないお年寄りなど誰でも布団を清潔にすることができます。
天候に左右されず布団をいつでも掃除できるというのもうれしいポイントですね。
しかし、布団クリーナーは、布団以外の掃除には適さないことも多いのです。
用途に合わせてノズルを交換するタイプもありますが手間がかかりますし、布団クリーナーでほかのところを掃除すると余計な菌などが付着して布団にこすりつけてしまうことになりかねません。
布団クリーナーの正しい選び方
布団クリーナーは各メーカーから登場しており、それぞれスペックに違いがあるのでどれを選べば良いか分からなくなってしまいます。布団クリーナーにはどのような特徴があるのか、ひとつひとつみていきましょう。
布団専用タイプを選ぶ

布団クリーナーを買うときは、布団専用のものがおすすめです。
前述のように、ほかのところも掃除できる兼用タイプを購入すると、ノズルをわざわざ交換する手間がかかりますし、何より布団に余計なゴミや菌をこすりつけてしまう恐れがあるからです。
布団は清潔にしておきたいところですし、布団クリーナーは布団の汚れなどに特化して作られているので、布団やベッド専用のクリーナ―をぜひ用意しましょう。
集塵方式(捨て方、処理)から選ぶ

布団クリーナーの集塵方式は主に3つあります。
フィルター方式
お手入れが簡単な構造ですがゴミが詰まると吸引力が落ちる傾向にあるためこまめに取り除く必要があります。紙パック
溜まったゴミを取り除くのが簡単でゴミが飛び散りにくいのですが、紙パック代がかかってしまいます。サイクロン式
ゴミが溜まっても吸引力が落ちにくいのですが、ゴミを捨てる際にどうしてもゴミが飛び散ってしまいます。ほかに水フィルターを採用している機種もあり、吸い込む際にゴミなどはタンク内の水に取り込まれ、捨てるときも水ごと捨てれば良いのでゴミが飛び散りにくいというメリットがあります。
衛生面を重視したい人は、現時点では兼用タイプのみになりますが、水フィルターにも注目してみると良いですね。
吸引力やダニ対策など特徴的な性能から選ぶ

布団クリーナーに求めるのは、ダニなどのゴミを吸い取る吸引力はもちろん、発生してしまったダニに対しても対処できるものがおすすめです。
UV照射機能や温風機能が付いた機種もダニを退治する効果が期待できます。
ホコリ感知センサーや、ゴミの溜まり具合が見えるダストカップが採用されているかにも注目しましょう。
電源方式や連続使用時間などスペックから選ぶ

布団クリーナーはコード式かコードレスタイプに分かれます。
コード式の場合は、使用時間に関わらず掃除できるので、布団の枚数が多いご家庭におすすめ。
コードレスタイプは、使用時間が限られますが小回りが利くため扱いやすく、布団1~2枚であれば十分きれいに掃除することができます。
お手入れのしやすさもポイント

布団クリーナーはゴミを捨てるなどのお手入れをしなければ、吸引力が弱まってしまうものもあります。
ゴミ捨てに関していえば紙パックが1番手軽ですが、ダストボックスを取り外してフィルターもすべて簡単に水洗いできると良いですね。
また、ゴミ捨ての頻度を減らせる大きめのタンクを採用しているか、取り外しは楽にできるかという点にも注目してみましょう。
【2023年】布団クリーナーおすすめ 10選!

人気おすすめだった布団クリーナーをレイコップ・ダイソン・アイリスオーヤマ・シャープ・東芝・日立・パナソニックなどの有名メーカーや、その他メーカーから厳選して10機種をご紹介します。
それぞれ性能の違いを比較し、布団クリーナー選びの参考にしてみてくださいね。
布団クリーナーといえばレイコップ
布団クリーナーといえばレイコップですよね。レイコップからは2つのおすすめモデルをご紹介します。
1位 RAYCOP RN

価格:税込17、800円
レイコップの布団クリーナーRNは、レイコップシリーズのなかでも最軽量でスリムになったにもかかわらず、パワフルな吸引力でふとん生地へのダメージを抑えながら、ダニやハウスダストを徹底的に除去します。
新開発の弾力性・摩耗性優れたフィンパンチブラシが、吸い取りにくい髪の毛やペットの毛もしっかりと吸引。
たたき機能は1分間に約18,000回にアップ(レイコップLITEというモデルと比較)し、吸引幅も20%拡大しているので、効率的に布団の掃除を行うことができます。
UV照射機能付きなので、ウイルスや菌を除去でき、3分照射すればハウスダストも90%除去することが可能です。
ダストボックスののぞき穴も大きくなり、吸い込んだゴミをしっかり確認することができるようになっています。
レイコップRNはコード式ですが、ハンドルは人間工学に基づいて設計されているので、軽い操作性でラクに布団を掃除することができます。

2位 RAYCOP RX


価格:税込69,660円
レイコップの布団クリーナーRXは、寝具のなかでも特に触れることが多い枕に特化した「まくらモード」を搭載したモデル。
ホメスタイオンとドライエアブローに加えて脱臭オゾンの強力な酸化力で、菌やウイルスの細胞壁を壊し、枕を99%除菌し90%脱臭してくれます。
自動モードでは、羽毛・高反発・低反発・毛布などの生地を自動で検知し、最適な吸引力で寝具に吸い付かず、寝具を傷めることなく掃除することが可能。
RN同様、こちらのRXも3分で約90g%のハウスダストを除去することができます。
コードレスタイプで、充電時間は約3.5時間、稼働時間はサイレントで約40分、パワフルで約13分となっています。
3位 吸引力に優れたダイソン Dyson v7 Mattress

価格:税込38,500円
ダイソンのV7マットレスは、ダイソンデジタルモーターV7というモーターで、パワフルな吸引力を実現しています。
特許技術のサイクロンテクノロジー「2 Tier Radial™ サイクロン」で、ハウスダストなどのゴミを、一緒に吸い込んだ空気から分解しダストボックスへ。
充電時間は約3.5時間で、約30分のあいだ高い吸引力を保ったまま掃除することができます。
前シリーズと比較して運転音を減らし、掃除中の騒音ストレスも軽減。
ワンタッチで手を汚すことなくゴミを捨てることができます。
便利な3つのツールが付いており、「ミニソフトブラシ」で表面のゴミを払いながら吸い取り、「フトンツール」は布団やマットレスなどの掃除に、「延長ノズル」で手が届きにくいすき間も掃除できます。

4位 静音性に優れたSHARPのサイクロンふとん掃除機 コロネ

価格:税込14,768円
SHARPのサイクロン布団掃除機コロネは、熱とサイクロンの力でダニなどのゴミを剥がして吸い取る布団クリーナーです。
SHARPはダニの飼育からはじめてダニの特性を徹底的に研究し、40度以上の熱を加えると繊維から離れて逃げようとすることを確認。
コロネでは、ヒートサイクロン方式を採用し、ダニを布団の繊維から剥がれたところをサイクロンで一気に吸い取り、吸い込まれたダニはカップ内で粉々に砕かれ、99%死滅したという試験結果が出ています。
最大約12,000回というたたき機能の高速振動で、布団の中に潜むダニ・ハウスダスト・アレルゲン物質もたたき出して強力吸引。
Ag+アレルディフェンスフィルターで、ダニの死骸やフンなどの微細なゴミも逃しません。
コード式で重量はおよそ2.4kgで軽く、ラウンドハンドル採用で使いやすい形状となっています。
ダストボックスは半透明で中のゴミが見やすく、取り外しもワンタッチで、フィルターもダストカップもすべて水洗いできるのでお手入れも簡単です。

5位 フィルターレスの東芝 トルネオ

価格:税込37,396円
東芝のサイクロンクリーナートルネオVC-SG900Xは、兼用タイプなので、電動布団ブラシツールへの取り換えが必要になります。
トルネオは、目詰まりするサイクロンの部分にあるフィルターを除去して、強い吸引力を持続させることに成功。
高速気流でゴミと空気を分離し、ゴミは約1/7まで圧縮されるので、ほこりが舞い上がりにくくゴミ捨ても簡単です。
ダストボックスは透明で中身が見やすく、取り外して丸洗いできるので衛生的です。
ゴミセンサーでゴミがあるときはランプが点灯し、ゴミがなくなるとランプが消灯するという分かりやすい機能が付いているので、効率よく掃除することが可能。
秒速80cmで布団を掃除したところ、ダニの死骸やフンなどのアレルゲン物質を約99%以上除去できたとの試験結果が出ています。

6位 パナソニック ふとん掃除機

価格:税込13,635円
パナソニックの布団クリーナーMC-DF500Gは、クリーンセンサーを搭載し、ダニのフンなど約20µmの微細なゴミを検知して赤くお知らせ。
ゴミがなくなったことを検知すると青く光るので、目に見えないゴミを取り除けることの安心感を得られます。
MC-DF500Gでは、布団クリーナーに業界で初めて紙パックを採用。
捨てるときもハウスダストを舞い上げることなく衛生的に処理でき、ダストボックスやフィルターの掃除も不要でお手入れもラクラクです。
6000回/分の高速振動するビートブラシがほこりをかきあげ、ハウスダストなどのアレルゲン物質を99%以上除去。
裏面には突起があり布団を抑えて均一に吸引でき、ローラーもついているのでスムーズな掃除が可能です。
コード式で重量は2.0kgと軽量。ボディ後ろ部分を細くすることで引いたときの抵抗を減らすため布団掃除の負荷を軽減できます。

7位 日立 ふとんクリーナー

価格:13,100円
日立の布団クリーナーPV-FC100は、1分間に約10,000回たたき&かきだしを行うワイド電動パワフルビーター搭載で、ダニを含むハウスダストを99.9%除去します。
ダストケースに吸い込まれたダニは流速180kmという強い気流での衝突により、94.9%が死滅したという試験結果が出ています。
吸込幅はワイドな20cm幅で、回転式のビーターにより前進するときの負荷を軽減し、スムーズな掃除が叶います。
ダストボックスにはLEDライトがついているので、取れたゴミをしっかりと確認することが可能。
持ち上げるとパワフルビーターが停止、ハンドルから手を離すとecoアイドリングストップ機能により運転が停止するので、ムダな電気を使いません。
ダストケースは取り外して丸ごと水洗いできるので、清潔を保てます。